遺影に使える写真がないときどうするか


大切な人が亡くなったあと、遺影に使える写真が見つからない。そう気づいて焦るご遺族は少なくありません。生前に写真を撮る機会が少なかった方や、集合写真しか残っていない方もいます。
遺影は、祭壇に飾る大切なものです。ただ、写真がないからといって葬儀ができないわけではありません。ここでは、写真が見つからないときに斎場や葬儀社がどう対応するかを説明します。
遺影に使える写真がないとき、まず知っておきたいこと
遺影は必ずしも単独の写真である必要はありません。集合写真から一人分を切り出したり、免許証やパスポートの写真を引き伸ばしたりする方法があります。画質が粗くても、加工の技術で十分に使える場合が多いです。
また、直葬や一日葬では遺影を用意しないという選択も可能です。式の形式によって、遺影の位置づけは変わります。どうしても写真が見つからない場合は、写真なしで進める選択肢があることも知っておくと安心です。
斎場での祭壇に遺影はどう扱われるか
斎場の式場では、祭壇の中央付近に遺影を置くのが一般的な配置です。斎場によって祭壇の大きさやスタンドの形式が異なるため、写真のサイズや向きに合わせた調整が必要になることがあります。
写真の準備は、式の前日までに済ませておく必要があります。斎場の設営時間には限りがあるため、当日になって写真を差し替えることは難しい施設が多いです。加工が必要な場合は、早めに葬儀社へ相談することが欠かせません。
図:遺影に使える写真がないときの対応の流れ
| 1 | ご家族が手元にある写真を探す(ご遺族が行うこと) |
| 2 | 写真が見つからない場合、葬儀社に相談する(ご遺族から葬儀社へ) |
| 3 | 集合写真の切り出しや背景・服装の合成を手配する(葬儀社が行うこと) |
| 4 | 完成した遺影を式場の祭壇に設置する(葬儀社と斎場が行うこと) |
八王子市斎場や大宮聖苑のように式場を備えた斎場では、こうした流れをあらかじめ把握しておくと、当日の設営がスムーズに進みます。
写真の加工はどこまで頼めるか
葬儀社が対応する範囲
葬儀社に依頼できる加工には、次のようなものがあります。
- 集合写真から一人分を切り出す作業
- 背景を単色に差し替える作業
- 服装を礼服風に合成する作業
- ピントの甘い写真の解像度を補正する作業
元の写真の状態によって仕上がりに差が出ます。写っている部分が小さすぎたり、極端に不鮮明な場合は、加工しても限界があります。手元にある写真の中で、できるだけ顔がはっきり写っているものを選ぶことが大切です。
ご遺族が用意するもの
ご遺族に用意していただくのは、元になる写真データやプリント写真そのものです。スマートフォンの写真であれば、画像データを葬儀社に共有する形で構いません。紙焼きの写真しかない場合は、スキャンして取り込むことになります。
加工にかかる時間は、依頼するタイミングによって変わります。家族葬や一日葬のように日程が短い場合は、できるだけ早い段階で写真を渡しておくと安心です。


費用と斎場の手続きで確認しておきたい点
遺影の加工費用は、プランに含まれる場合と、別途料金になる場合があります。当窓口の直葬・火葬式は税込96,800円から、一日葬は税込281,600円から、家族葬は税込327,800円からとなっていますが、いずれも斎場の使用料や火葬料は別途となります。
斎場の使用料や火葬料がプラン料金に含まれていると思い込んでしまうご遺族は少なくありません。金額は斎場ごと、また市内・市外で異なります。詳しくは斎場ごとのページと自治体の公式情報をご確認ください。
いせさき聖苑や桐生市斎場のように式場を併設する施設では、遺影のサイズや飾り方について独自のルールがある場合があります。持ち込みの条件も施設によって異なるため、事前に葬儀社を通じて確認しておくことをおすすめします。
写真の準備が不安な場合は、初めての方へのページで葬儀までの流れを確認しておくと、当日の段取りがつかみやすくなります。
よくある質問
葬儀に関するご不安やご質問は、家族葬・斎場相談窓口までお気軽にご相談ください。
24時間365日、フリーダイヤル 0120-077-009 で承っております。

