年末年始と友引明けに火葬が混み合う理由|待つ間の安置費用


年末に家族が亡くなったのに、火葬の予約がなかなか取れない。友引明けだけ式場が埋まっていて日程が組めない。こうした戸惑いは、この時期に多く聞かれます。
火葬場や式場の予約が延びる背景には、休場日や地域の風習が関係しています。今回は、混み合う仕組みと、待つ時間が延びたときにかかる費用について整理します。
年末年始と友引明けに、火葬場の予約が集中する理由
火葬場は自治体が運営する施設で、休場日を設けているところが多くあります。休場日の設定は施設によって異なり、年末年始に数日間休むところ、友引の日を定休日とするところがあります。
友引を休場日とする風習は、関東の公営斎場でも広く見られます。休場日の翌日には、その前後で亡くなった方の火葬が一気に集中するため、予約が取りにくくなります。
混み合う要因は、大きく分けると次の三つです。
- 年末年始の休場による受入日数の減少
- 友引を定休日とする施設の多さと、その翌日への集中
- 冬場は死亡者数が増える傾向にあり、もともと混み合いやすいこと
日程が延びる原因は、多くの場合、火葬場や式場の予約状況そのものです。ご遺族の判断が遅れたわけではなく、施設側の空き枠の問題であることは知っておいてよい点です。
待つ時間が延びるほど増える、安置とドライアイスの費用
火葬の予約が延びれば、その分だけご遺体を安置する期間も延びます。安置費用は1日ごとに加算される仕組みが一般的で、日数が延びるほど費用も積み重なります。
見積もりと請求がずれる原因として多いのは、この安置費用とドライアイスの追加分です。当初の見積もりは標準的な日数で計算されているため、日程が延びた分は別途加算されます。
図:日程が延びたときにかかる費用の内訳
| 葬儀社にお支払いいただくもの | 自治体へ直接お支払いいただくもの |
|---|---|
| 安置費用(延びた日数分) | 火葬料 |
| ドライアイスの追加分 | 式場使用料 |
| 搬送・付帯品などプラン外の項目 | 控室・駐車場などの利用料(施設による) |
※金額は斎場ごと、また市内・市外で異なります。詳しくは斎場ごとのページと自治体の公式情報をご確認ください。
ご遺族がもっとも誤解しやすいのは、斎場の使用料や火葬料がプラン料金に含まれていると思ってしまうことです。当窓口の直葬・火葬式は96,800円から、家族葬は327,800円から、一日葬は281,600円からとなっていますが、いずれも税込のプラン料金であり、斎場の使用料や火葬料は別途となります。
安置先が決まっていないと、その後の面会のご希望にも応えにくくなります。日程が読みにくい時期は、安置場所を早めに確保しておくことが大切です。
混雑期に慌てないための確認ポイント
近年は葬儀社の自社式場が各地に増え、公営斎場の式場自体は以前より予約が取りやすくなっている面もあります。ただし火葬炉の空きは別枠で管理されているため、式場と火葬の両方が同時に空いているとは限りません。
例えば東京都の瑞江葬儀所や、神奈川県の相模原市営斎場、茨城県のうしくあみ斎場のように、地域ごとに受入時間や休場日のルールは異なります。持ち込みや駐車場の条件も施設によって異なるため、事前の確認が必須です。


火葬場の受付時間と当日の動き方
火葬場の受付は、受入時間の30分前を目安にすると良いとされています。それより早く着くと、前の時間帯の火葬が終わっておらず、待合スペースが混み合うことがあります。
収骨までの待ち時間は施設によって差が大きく、早いところは1時間以内、遅いところは1時間から1時間半、入場から退場まで2時間かかる施設もあります。直葬で読経を依頼する場合の時間の制約も、火葬場ごとに異なるため、事前に葬儀社へ確認しておくと段取りがスムーズです。
友引明けの混雑が予想される場合は、斎場一覧のページで各施設の休場日や予約状況の傾向を確認しておくと、日程調整の見通しが立てやすくなります。
よくある質問
葬儀に関するご不安やご質問は、家族葬・斎場相談窓口までお気軽にご相談ください。
24時間365日、フリーダイヤル 0120-077-009 で承っております。

