お布施(おふせ)


お布施(おふせ)とは、読経や戒名授与に対して寺院や僧侶にお渡しする謝礼のことです。
葬儀社に支払う費用とは別の性質を持つ点が、現場で最も戸惑われやすいポイントです。
この記事では、斎場や式場の現場でお布施がどのように扱われるかを中心にご説明します。
斎場・式場での扱われ方
お布施は、葬儀社が発行する見積書や請求書には含まれません。
あくまでご遺族が寺院へ直接お渡しする、施主とお寺の間のやり取りです。
そのため葬儀社は、金額を決めることも代理で徴収することもできません。
一方で、渡すタイミングや封筒の準備については、葬儀社が段取りとしてご案内します。
式場に僧侶がお見えになる時間に合わせ、控室でお渡しいただく形が一般的です。
町田市や川崎市など地域によって、菩提寺との習慣が異なる場合もあります。
図:お布施と葬儀費用の支払い先の違い
| 支払い先 | 主な項目 |
|---|---|
| 葬儀社にお支払いいただくもの | 式場使用料、祭壇、棺、車両、人件費など |
| 寺院へ直接お渡しするもの | お布施、戒名料、御車代、御膳料 |
| 自治体へ直接お支払いいただくもの | 火葬料、斎場使用料(施設による) |
金額の目安と渡すタイミング
お布施の金額に決まった基準はなく、寺院や地域によって幅があります。
船橋市やさいたま市など、菩提寺との付き合いが長い地域では、事前に目安を伺えることもあります。
金額に迷う場合は、寺院に直接「他の方はどの程度か」と尋ねても失礼にはあたりません。
渡すタイミングは、葬儀開始前の挨拶時、または式後にまとめてお渡しする形が多く見られます。
施設によって控室の使い方や僧侶の動線が異なるため、当日の流れは葬儀社が案内します。
なお直葬・火葬式のように読経を伴わない形式では、お布施自体が発生しない場合もあります。
関連する用語
お布施に関連する言葉として、戒名料や御車代、御膳料があります。
戒名料はお布施に含めて渡す場合と、別に用意する場合があり、寺院によって異なります。
これらの違いについては、葬儀用語集で個別に解説しています。
お布施に関するご相談・お見積もりは、お問い合わせフォームまたは24時間受付の専用ダイヤル(0120-077-009)までご連絡ください。事前のご相談は会員登録もご利用いただけます。関東の公営斎場でのご葬儀を、家族葬・斎場相談窓口が丁寧にご案内いたします。

