六曜(ろくよう)


六曜(ろくよう)とは、大安・仏滅・友引などからなる暦の考え方のひとつです。もともとは吉凶を占う暦注ですが、葬儀の場面では「友引」だけが特別な意味を持ちます。友引の日は火葬場が休業する地域が多く、斎場や式場の予約日程に直接関わってくるため、用語というより実務上の確認事項として扱われています。
六曜のうち葬儀で関係するのは主に友引
六曜には大安・赤口・先勝・友引・先負・仏滅の六つがあります。このうち結婚式などで避けられやすいのは仏滅ですが、葬儀で影響するのはほぼ友引のみです。「友を引く」という言葉のイメージから、友引に葬儀を行うのを避ける慣習が各地に残っているためです。
この慣習を受けて、関東1都6県でも多くの公営火葬場が友引を休業日としています。そのため実際には、六曜そのものよりも「友引に火葬場が休みかどうか」が日程を左右する要素になっています。
火葬場が休業する場合、通夜や告別式は行えても、火葬だけがその翌日にずれ込む形になります。斎場や式場の空き状況とあわせて確認しないと、希望日に式場が押さえられていても火葬ができない、という行き違いが起こりやすい点に注意が必要です。
日程調整で確認しておきたいこと
図:友引の日と友引以外の日で異なる斎場・火葬場の運用
| 項目 | 友引の日 | 友引以外の日 |
|---|---|---|
| 火葬場の稼働 | 休業する施設が多い(施設によって異なります) | 通常どおり稼働 |
| 通夜・告別式 | 式場が空いていれば実施可能 | 通常どおり実施可能 |
| 式場の混雑 | 翌日に火葬が集中し予約が取りにくい | 比較的予約が取りやすい |
| 確認する主体 | 葬儀社が火葬場の休業日を確認 | 葬儀社が通常どおり空き状況を確認 |
友引に火葬場が休業する場合でも、通夜だけを友引に行い、告別式と火葬を翌日にする組み方は可能です。日程の組み方は葬儀社が調整いたしますが、ご遺族の希望日や参列者の都合とあわせて早めにお伝えいただくとスムーズです。
費用面では、友引を避けたことによる追加料金は基本的にありません。ただし友引明けは火葬場が混み合いやすく、希望の時間帯が取れない場合があるため、家族葬や一日葬など日程の融通が利きにくいプランでは早めの相談が安心です。
関連する用語
六曜と合わせて確認されることが多いのが「友引休館日」や「火葬許可証」です。友引休館日は施設ごとの休業カレンダーに関わり、火葬許可証は火葬当日に必要な自治体発行の書類です。いずれも日程調整の初期段階で確認する項目ですので、詳しくは葬儀用語集もあわせてご覧ください。
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