精進落とし(しょうじんおとし)


精進落とし(しょうじんおとし)とは、火葬や初七日法要のあとに、ご遺族や親族、僧侶などをもてなす会食のことです。もともとは忌明けの精進料理から通常の食事に戻る儀式でしたが、現在は葬儀当日にまとめて行うのが一般的です。斎場や式場では、この会食の場所と時間をどう組み込むかが、当日の段取りを考えるうえで重要なポイントになります。
斎場での精進落としの位置づけと流れ
精進落としは、火葬・骨上げのあと、初七日法要とあわせて式場に戻ってから行われることが多いです。式場によっては会食室が併設されており、そのまま席を移動して始められます。会食室がない斎場の場合は、近隣の料理店を利用したり、式場に仕出しを運び入れたりする形で対応します。
利用できる時間には制約があることが多く、式場の予約枠を延長できるかどうかで、会食の開始時刻や終了時刻が変わってきます。火葬場から式場までの移動時間も影響するため、当日のスケジュール全体を見ながら決めていくことになります。
図:精進落としまでの当日の流れ
| ①火葬・収骨 | 火葬場の係員が進行。ご遺族は立ち会う |
| ②式場へ移動 | 葬儀社が送迎車を手配 |
| ③初七日法要 | 僧侶が読経。式場でそのまま実施 |
| ④精進落とし開始 | 葬儀社が席次・配膳を手配 |
| ⑤終了・解散 | ご遺族が挨拶をして締める |
費用の目安と手配の切り分け
精進落としの料理は、一人あたりの単価で見積もることが多く、人数分をまとめて葬儀社にお支払いいただく形が一般的です。金額は地域や料理内容によって差があるため、目安として事前に確認しておくと安心です。千葉市やさいたま市、水戸市など、地域によって利用できる仕出し業者が異なる場合もあります。
会食室の使用料は式場の利用料金に含まれているか、別途かかるかは施設によって異なります。人数の増減は、料理の手配期限までに葬儀社へ伝えていただく必要があります。直葬・火葬式のように、そもそも精進落としを行わないプランを選ぶご遺族も増えています。
会食を行うかどうか、行う場合の規模は家族葬のプラン内容とあわせて相談されることが多いです。ご遺族の意向によって柔軟に調整できる部分ですので、迷った際は早めに担当者へ伝えていただくとよいでしょう。
関連する用語
精進落としに関連する言葉として、忌明けの区切りとなる「初七日法要」や、僧侶へのお礼である「御膳料」があります。これらは会食の流れや費用と密接に関わるため、あわせて確認しておくと理解が深まります。詳しくは葬儀用語集もご参照ください。
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