和讃(わさん)


和讃(わさん)とは、仏の教えや徳をやさしい言葉で讃える、日本語の讃歌のことです。主に浄土真宗の葬儀式や法要のなかで、僧侶や参列者が声を合わせて唱えます。宗派によって用いる場面や回数が異なるため、詳しい意味や由来は姉妹サイトの用語解説もあわせてご確認ください。
式次第のどこで読まれるか
和讃は、通夜や葬儀・告別式の読経のなかに組み込まれる形で読まれます。式場では、司会進行の台本や僧侶との事前打ち合わせの中で「和讃を入れるかどうか」「どのタイミングで唱えるか」を確認します。宗派や寺院の考え方によって扱いが異なるため、施設によって異なりますが、当日の進行表には他の読経と同じく時間の枠として組み込まれます。
ご遺族が特別な手配をする場面は少なく、基本的には菩提寺や紹介僧侶の判断にゆだねる部分です。ただし直葬・火葬式のように読経自体を行わない形式では、和讃も省略されるのが一般的です。式の形式によって内容が変わる点は、事前に葬儀社へ確認しておくと安心です。
図:通夜・葬儀式の流れと和讃が入る位置(一例)
| 1 | 式場入場・着席(葬儀社が誘導) |
| 2 | 僧侶入場・読経開始(僧侶が実施) |
| 3 | 和讃の唱和(僧侶・参列者が実施、宗派による) |
| 4 | 焼香(ご遺族・参列者が実施) |
| 5 | 閉式・出棺準備(葬儀社が案内) |
費用と時期の目安・注意点
和讃そのものに単独の費用が発生することは少なく、読経料やお布施のなかに含まれるのが一般的です。お布施の金額は寺院や地域によって差があり、地域ごとの慣習によっても目安が異なります。金額は自治体や寺院への直接のお支払いとなるため、葬儀社にお支払いいただく費用とは別枠で考えておく必要があります。
時間の面では、和讃を含めることで読経全体の時間が数分ほど延びる場合があります。一日葬のように式全体の時間が限られているプランでは、僧侶と事前に時間配分を相談しておくとよいでしょう。式場の利用時間には施設ごとに制約があるため、進行が延びても支障が出ないよう、葬儀社が事前に調整を行います。
関連する用語
和讃と合わせて確認しておきたい用語には、読経の種類や式の構成に関わるものがあります。宗派ごとの作法の違いは家族葬のプラン選びにも関わるため、気になる場合は葬儀社にご相談ください。ほかの用語もあわせて確認したい方は、葬儀用語集のページもご活用ください。
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