安置(あんち)


安置(あんち)とは、お亡くなりになった方を火葬までの間、ご遺体を専用の場所でお休みいただくことをいいます。法律により、亡くなってから24時間は火葬できないと定められているため、安置は必ず発生する工程です。ご自宅のほか、斎場や専用の安置施設が利用されます。
安置場所の種類と斎場での扱い
安置場所には、ご自宅・葬儀社の安置施設・斎場併設の安置室などがあります。
公営斎場では、式場と安置室が別区画になっている施設が多く見られます。
安置室の利用可否や面会できる時間は、施設によって異なりますので事前確認が必要です。
ご自宅安置を希望される場合でも、エレベーターの有無や部屋の広さなどにより、対応が難しいケースもあります。
その場合は、葬儀社が保有する安置施設をご案内する流れになります。
安置場所の決定は、搬送を依頼する葬儀社との打ち合わせの中で決めていくことになります。
図解として、逝去から安置までの一般的な流れをまとめました。
図:逝去から安置までの流れ(目安)
病院・ご自宅など
ご遺族が葬儀社へ連絡
葬儀社が寝台車で搬送
安置場所へ移動
ご遺族が希望を伝える
葬儀社が手配・調整
火葬までの間
面会・枕飾りなど
式場・火葬場へ移動
葬儀社が進行を担当
安置期間の目安と費用について
安置期間は、火葬場の予約状況や友引などの休場日により変わります。
一般的には1日から数日程度が目安とされていますが、地域や時期によって前後します。
安置日数が延びるほど、施設利用料が変動する場合もあるため注意が必要です。
安置にかかる費用は、ドライアイスや安置施設の使用料として葬儀社にお支払いいただく部分が中心です。
一方、火葬料や斎場の使用料は、自治体へ直接お支払いいただく場合もあります。
どこまでが葬儀プランに含まれるかは、契約前に見積もりで確認しておくと安心です。
安置期間を短くし、費用や日程の負担を抑えたい場合は、直葬・火葬式を選ばれる方もいます。
一方、ゆっくりとお別れの時間を取りたい場合は、家族葬など式を伴うプランが適しています。
関連する用語
安置に関連する用語として、ご遺体を保護するための「ドライアイス」や、枕元に飾る「枕飾り」があります。
また、安置後に行われる「納棺」も、安置の流れの中で欠かせない工程のひとつです。
これらの詳しい内容は、葬儀用語集にて個別に解説しています。
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