霊柩車(れいきゅうしゃ)


霊柩車(れいきゅうしゃ)とは、ご遺体を安置場所や式場から火葬場まで搬送するための専用車両のことです。宮型・洋型・バン型などの種類があり、地域や斎場の慣習によって選ばれる車両が異なります。ご遺族が直接手配することはほとんどなく、葬儀社が段取りの一部として用意します。
出棺から火葬場までの流れと霊柩車の役割
霊柩車が登場するのは、式場や自宅からご遺体を送り出す「出棺」の場面です。式場内での儀式が終わると、棺は霊柩車に運び込まれ、火葬場へと向かいます。火葬場側には到着時刻の予約枠があるため、式場の進行とあわせて時間を調整する必要があります。
火葬場が混み合う時間帯や、桐生市・大田区・藤沢市など地域によっては、火葬の予約状況次第で出棺時刻を前後させることもあります。この調整は葬儀社が火葬場と連絡を取りながら行いますので、ご遺族が個別に交渉する必要はありません。
図:出棺から火葬場到着までの流れ
| 1. 式場での最後のお別れ | ご遺族・親族が行う |
| 2. 棺を霊柩車へ搬入 | 葬儀社スタッフが行う |
| 3. 火葬場へ出発 | 霊柩車を葬儀社が運行 |
| 4. 火葬場に到着・受付 | 葬儀社が火葬許可証を提出 |
| 5. 火葬・収骨 | ご遺族が立ち会う |
霊柩車の種類と費用の目安・注意点
霊柩車には宮型・洋型(リムジンタイプ)・バン型などがあり、選べる車種は葬儀社や地域によって異なります。近年は目立ちにくい洋型やバン型を希望される方が増えている傾向です。費用は葬儀プランの搬送費に含まれていることが多いですが、含まれる範囲は施設によって異なりますので、見積もり時に確認しておくと安心です。
火葬場までの走行距離が長い場合は、追加料金が発生することがあります。これは葬儀社にお支払いいただく費用であり、火葬料や式場使用料のように自治体へ直接お支払いいただく費用とは区別されます。直葬・火葬式や家族葬など、プランによって搬送費の扱いが違うこともあるため、事前の確認が大切です。
関連する用語
霊柩車に関連する用語としては「出棺」「火葬許可証」「収骨」などがあります。これらはいずれも火葬場での手続きや進行と密接に関わる言葉です。詳しい意味は葬儀用語集でもご確認いただけます。
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