香典辞退を決めたとき、受付では何が起きるか
香典を辞退すると決めたものの、受付で実際どう対応すればよいのか分からず戸惑うご遺族は少なくありません。記帳はどうするのか、持ってきた方にお断りする役目は誰がするのか。当日になって慌てないよう、受付で何が起きるかを先に整理しておきます。
目次
香典辞退を伝えると、何が変わるのか
香典辞退とは、会葬者に香典を持参しないでほしいと事前に伝えることです。訃報や案内状に一文を添えるのが一般的な方法になります。
辞退を伝えると、受付の役割そのものが変わります。香典を預かり記録する作業がなくなるぶん、受付は記帳だけをお願いする場に近づきます。ただし全員が案内を読んでいるとは限らず、当日に香典を差し出される方も一定数いらっしゃいます。
受付で実際に起きること
香典辞退の式でも、受付そのものがなくなるわけではありません。記帳のお願いと、会葬者の整理という役目は残ります。問題になりやすいのは、辞退の案内を知らずに香典を持ってきた方への対応です。
この場面では、受付担当者がその場で丁重にお断りするのが基本の流れになります。誰が受付に立つか、お断りする際にどう声をかけるかは、事前に葬儀社と打ち合わせておくと当日の迷いが減ります。
図:香典辞退の式で受付が行う流れ
| 1. 受付設置 |
葬儀社が受付台と記帳台を準備します。 |
| 2. 会葬者対応 |
受付担当のご遺族や代理の方が記帳をお願いします。 |
| 3. 香典を出された場合 |
受付担当がその場で丁重にお断りします。 |
| 4. 供花・弔電の案内 |
辞退の有無をあわせて受付で伝えます。 |
| 5. 式場へ案内 |
記帳を終えた方から会場内へご案内します。 |
お断りする役目を、ご親族ではなく葬儀社のスタッフが担う形にすることもできます。ご遺族が直接断る場面を避けたい場合は、受付の人員構成を打ち合わせの段階で相談しておくとよい点です。
供花・弔電・会葬御礼との関係
香典辞退と、供花や弔電の辞退は別のことがらです。香典だけを辞退し、供花は受け取る式もあれば、どちらも辞退する式もあります。案内状には両方の扱いを明記しておく必要があります。
会葬御礼についても、香典をいただかない前提で準備の数量が変わります。香典返しをあわせて準備する必要がなくなるぶん、会葬御礼だけを簡素なものにする式も見られます。
式場や斎場側の運営ルールは施設ごとに異なります。受付の設置場所や記帳台の数、供花の搬入経路などは、久保山斎場や所沢市斎場、いせさき聖苑のように施設ごとに決まりが違うため、事前の確認が欠かせません。
葬儀社との打ち合わせで決めておくこと
香典辞退そのものに追加の費用は発生しません。ただし受付の運営方法や会葬御礼の数量調整は打ち合わせの中で決める項目です。家族葬プランは327,800円から、直葬・火葬式は96,800円からとなっていますが、斎場の使用料や火葬料はこの金額に含まれていません。
使用料や火葬料は、斎場ごと、また市内・市外で金額が異なります。詳しい金額は斎場ごとのページと、自治体の公式情報をあわせてご確認ください。
香典辞退を決めたら、まず案内状の文面を葬儀社に相談してください。受付の人員配置や、辞退の案内が届いていない会葬者への対応を、当日より前に決めておくことが大切です。
よくある質問
香典辞退を伝えても香典を持ってきた方には、どう対応すればよいですか
受付担当者がその場で丁重にお断りするのが基本です。断る役目をご親族でなく葬儀社スタッフに任せたい場合は、打ち合わせの段階で受付の人員構成を相談しておくと当日の負担が軽くなります。
香典を辞退すると、受付での記帳自体も不要になりますか
記帳は香典の有無にかかわらず基本的に行います。会葬者の人数やお名前を把握するためのもので、香典辞退とは別の目的があるためです。
供花や弔電も一緒に辞退する必要がありますか
香典辞退と供花・弔電の辞退は別のことがらです。どちらを辞退するかはご遺族が自由に決められるため、案内状にはそれぞれの扱いを明記しておく必要があります。
葬儀に関するご不安やご質問は、家族葬・斎場相談窓口までお気軽にご相談ください。
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