喪主の挨拶は何回あるのか|場面ごとの長さの目安


喪主として式に立つことが決まったとき、挨拶を何回すればよいのか分からず不安になる方は多いものです。通夜、告別式、火葬場、精進落としと、場面ごとに求められる挨拶があり、長さも内容も異なります。この記事では、斎場での進行に沿って、挨拶が必要になるタイミングと長さの目安を整理します。
喪主の挨拶は何度あるのか
喪主の挨拶は、一般的に通夜の終わりと、告別式の出棺前、そして精進落としの開始と終わりの合計四回求められます。式の規模や形式によって回数は前後します。一日葬や直葬では、通夜がない分、挨拶の場面そのものが少なくなります。
家族葬や直葬のように会葬者が少ない式では、挨拶を簡略にしてよいかという相談もよく出てきます。会葬者が三十名に満たない家族葬も少なくなく、その場合は一言程度にとどめても失礼にはあたりません。式の規模に合わせて長さを変えること自体は、特に問題のない判断です。
場面ごとに長さと内容が変わります
通夜の終わりの挨拶は一分から二分程度が目安です。参列へのお礼と、翌日の告別式の案内を簡潔に伝えます。出棺前の挨拶は二分から三分程度で、故人との思い出や会葬者への感謝を少し加える形が一般的です。
精進落としの挨拶は開始時と終了時の二回に分かれ、それぞれ一分程度と短めです。長く話す場面ではないため、原稿を用意しておけば当日は読み上げるだけで済みます。どの場面も、長さより落ち着いて話せるかどうかのほうが大切です。
図:喪主挨拶の流れと長さの目安
| 場面 | 長さの目安 | 誰がすること |
|---|---|---|
| 通夜終了時 | 1〜2分 | 喪主がお礼と翌日の案内を話す |
| 出棺前 | 2〜3分 | 喪主が思い出とお礼を話す |
| 精進落とし開始 | 1分程度 | 喪主が開始の挨拶をする |
| 精進落とし終了 | 1分程度 | 喪主が締めの挨拶をする |
※式の形式や会葬者数によって、挨拶の回数や長さは前後します。
斎場の進行が挨拶のタイミングを左右します
出棺前の挨拶は、霊柩車の出発時刻から逆算して決まります。火葬場の受入時間の三十分前を目安に到着することが多く、そこから式場の退出時間が決まるため、挨拶を入れる余地も限られてきます。早く着きすぎても前の時間帯の火葬が終わっていないことがあり、かえって混み合う場合もあります。
収骨までの待ち時間は施設によって差があります。一時間以内で終わる施設もあれば、入場から退場まで二時間近くかかる施設もあり、この待ち時間のあいだに喪主が短く挨拶をする場合もあります。南多摩斎場や大和斎場のように、待合室が設けられている施設では、収骨前の時間を使って言葉を交わす場面も出てきます。
式場によっては、利用できる時間や控室の使い方に独自のルールを設けています。朝霞市斎場のように、式場ごとに時間の区切りが決まっている施設もあるため、挨拶を含めた進行全体の時間配分は、事前に葬儀社と確認しておく必要があります。


挨拶の準備は葬儀社とどう分担するか
挨拶の文面を考えるのはご遺族の役割ですが、どの場面でどれくらいの長さが必要かは、葬儀社が進行表に沿って案内します。原稿を一から作るのが難しい場合は、文例をもとに故人とのことを一言加える形でも十分です。
挨拶の回数や長さは、選ぶプランによっても変わってきます。家族葬では通夜から精進落としまで一通りの挨拶が入りますが、直葬・火葬式では通夜も告別式もないため、挨拶の場面自体がほとんどありません。式の形式を決める段階で、挨拶の回数についても合わせて相談しておくと迷いが少なくなります。
なお、家族葬・斎場相談窓口が扱うプラン料金は、家族葬三十二万七千八百円から、一日葬二十八万一千六百円から、直葬・火葬式九万六千八百円から、いずれも税込です。斎場の使用料や火葬料はこの金額に含まれず、別途かかります。金額は斎場ごと、また市内・市外で異なりますので、詳しくは斎場ごとのページと自治体の公式情報をご確認ください。
よくある質問
葬儀に関するご不安やご質問は、家族葬・斎場相談窓口までお気軽にご相談ください。
24時間365日、フリーダイヤル 0120-077-009 で承っております。

