枕飾り(まくらかざり)


枕飾り(まくらかざり)とは、ご遺体を安置したあとに、枕元へ小さな机を置き、線香や燭台、花などを供える一時的な祭壇のことです。通夜が始まるまでの間、故人を静かにお守りするための設えとして用いられます。斎場や自宅での安置時に、葬儀社が手配・設置を行うのが一般的です。
安置から通夜までの流れと枕飾りの役割
枕飾りは、故人がご自宅や斎場の安置室に運ばれた直後に整えられます。ご遺族が到着する前に、担当者が線香や蝋燭、水、一膳飯などの準備を済ませておくことが多いです。宗旨によって並べる品や配置は異なりますので、施設によって異なる点はその都度ご案内いたします。
安置場所が斎場内である場合、線香の管理や火の取り扱いについて、施設ごとに細かいルールが定められています。24時間の火の使用が難しい斎場もあり、電子ろうそくへの切り替えを案内されることもあります。小山市や高崎市、町田市などの公営斎場でも、安置室の設備や規定は施設ごとに異なりますので、事前の確認が安心です。
図:安置から通夜までの流れと枕飾りの準備
| 1. 安置場所到着 | 葬儀社が搬送・安置を行う |
| 2. 枕飾りの設置 | 葬儀社が机・燭台・線香などを準備 |
| 3. ご遺族の合流 | ご遺族が枕飾りの前で故人と対面する |
| 4. 線香・灯りの管理 | 施設のルールに応じてご遺族または葬儀社が対応 |
| 5. 通夜準備へ移行 | 葬儀社が式場の祭壇準備に切り替える |
費用の目安と注意しておきたい点
枕飾り一式は、多くの場合、家族葬や一日葬などの葬儀プランに含まれています。品目や費用は葬儀社によって異なりますが、追加料金なく用意されることが一般的です。詳しくは家族葬のプラン内容を事前にご確認いただくと安心です。
一方で、線香や蝋燭の補充、供花の追加などは、実費として別途かかる場合があります。斎場によっては火気厳禁の安置室もあり、電子ろうそくや簡易な祭壇に変更となることもあります。安置期間が長くなる場合は、管理や交換の頻度についても確認しておくと戸惑いが少なくなります。
また、直葬や火葬式のように通夜を行わない場合でも、簡易的な枕飾りを安置中に用意することがあります。プランによって内容が異なりますので、事前に葬儀社へ確認しておくとよいでしょう。
関連する用語
枕飾りと合わせて理解しておきたい用語に「安置」「枕経」「後飾り」があります。安置は故人を一時的に休ませる場所や状態を指し、枕経は僧侶が枕元で読経することを指します。後飾りは、火葬後に自宅で使用する祭壇のことで、枕飾りとは設置の時期や役割が異なります。これらの用語については、葬儀用語集でもあわせてご確認いただけます。
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