ペースメーカーがある場合に火葬場へ伝えること


ご家族にペースメーカーが入っていた場合、火葬の手続きはどうなるのか、不安に感じる方は少なくありません。ここでは、斎場や葬儀社が実際にどのような段取りで対応しているかをご説明します。
ペースメーカーは体内で電池と電子回路を使う医療機器です。火葬炉の高温にさらされると内部で破裂するおそれがあるため、事前の申告と取り出し作業が必要になります。この点は、多くの斎場で共通のルールとして定められています。
なぜ火葬場への申告が欠かせないのか
ペースメーカーを装着したまま火葬を行うと、内部の電池が高温で破裂し、炉の破損や作業員のけがにつながる危険があります。そのため火葬場では、申告がないまま火葬を進めることはできません。
申告を受けた斎場では、火葬の前に体内から機器を取り出す処置を行います。取り出しの方法や、立ち会いの可否は施設によって異なります。事前に確認しておくと安心です。
申告のタイミングと伝え方
ペースメーカーの有無は、ご逝去の直後、葬儀社との打ち合わせの段階で伝えるのがもっとも確実です。搬送や安置の手配と同時に確認されることが多く、そこから火葬場への申告書へと反映されていきます。
下の図は、申告から収骨までの一般的な流れです。誰が何を行うかを整理しています。
図:ペースメーカー申告から収骨までの流れ
| 1. 打ち合わせ時 | ご遺族が葬儀社にペースメーカーの有無を伝える |
| 2. 申告書の準備 | 葬儀社が火葬場への申告書類を作成する |
| 3. 受付時に申告 | 葬儀社が火葬場の受付でスタッフに申告する |
| 4. 取り出し処置 | 斎場職員が火葬前に機器を取り出す |
| 5. 収骨 | ご遺族が立ち会い、通常どおり収骨を行う |
取り出しにかかる時間や手順は、斎場ごとに異なります。あらかじめ葬儀社を通じて確認しておくと、当日の進行に戸惑うことがありません。
葬儀社とご遺族、それぞれの役割
ペースメーカーの有無を把握し、火葬場へ正式に申告するのは葬儀社の役割です。ご遺族が行うのは、その事実を早い段階で伝えることだけで構いません。
装着していたかどうかがはっきりしない場合も、まずは葬儀社に伝えてください。病院からの診療情報や、お薬手帳などから確認できることもあります。搬送だけを別の業者に依頼した場合、その業者を葬儀社だと思い込んでしまう方もいますが、搬送の依頼先と葬儀を任せる葬儀社は別にできます。ペースメーカーの申告についても、実際に火葬場とやり取りするのは葬儀を担当する葬儀社です。
南多摩斎場や越谷市斎場、南部斎場など、斎場によって取り出し処置の運用や立ち会いの可否は異なります。事前に施設ごとのページや自治体の情報を確認しておくとよいでしょう。


費用面と、申告を忘れた場合の注意
ペースメーカーの取り出し処置に関する費用は、斎場や自治体によって扱いが異なります。火葬料に含まれている場合と、別途料金が発生する場合があるため、詳しくは斎場ごとのページと自治体の公式情報をご確認ください。
当窓口の葬儀プランには、斎場の使用料や火葬料は含まれていません。家族葬327,800円〜、一日葬281,600円〜、直葬・火葬式96,800円〜(いずれも税込)はプラン料金であり、斎場に直接支払う費用とは別になります。
申告がないまま火葬当日を迎えた場合、その場で火葬を進められず、日程を組み直す必要が出てきます。とくに冬場は斎場の予約が混み合いやすく、日程の変更が難しくなることもあります。早い段階での申告が、当日の進行を左右します。
よくある質問
葬儀に関するご不安やご質問は、家族葬・斎場相談窓口までお気軽にご相談ください。
24時間365日、フリーダイヤル 0120-077-009 で承っております。

