年末に身内が亡くなったときの年賀状とお正月の過ごし方


年の瀬に身内を亡くしてしまうと、年賀状をどうするか、お正月をどう過ごせばよいか、戸惑う方は少なくありません。喪中のしきたりと、年末という時期的な制約が重なるためです。
ここでは年賀状や正月の過ごし方とあわせて、斎場や葬儀社とのやり取りで気をつけたい点を整理します。
年末のご逝去と年賀状の基本
身内が亡くなった年は、年賀状を控え、喪中はがきで欠礼を知らせるのが一般的な対応です。ただし年末ぎりぎりに亡くなった場合、喪中はがきの投函が間に合わないこともあります。
その場合は、松の内が明けてから寒中見舞いとして欠礼の挨拶を送る方法があります。すでに相手が年賀状を出した後になっても、失礼にはあたりません。
斎場・火葬場の年末年始の予約事情
年末年始は、斎場や火葬場の予約が混み合いやすい時期です。もともと冬場は火葬場の利用が集中しやすく、そこに年末年始の休場日が重なることで、さらに日程の調整が難しくなります。
休場日や受入れ可能な日数は、施設によって異なります。年内の火葬を希望しても、空きがなく年明けにずれ込むケースもあります。
羽生市斎場やつくばメモリアルホール、南部斎場のように、公営の斎場はそれぞれ独自の休場日や受付時間を設けています。年末年始に利用を検討する場合は、斎場ごとのページや自治体の公式情報で確認しておく必要があります。
日程の調整は、ご遺族だけで進めるものではありません。空き状況の確認や予約の手配は、葬儀社が窓口となって行う部分です。斎場一覧から、各施設の休場日や受入れ時間の目安を確認できます。
図:年末に身内が亡くなったときの流れ
| 1. ご逝去・搬送 | 葬儀社が搬送の手配を行います |
| 2. 安置先の決定 | 葬儀社が案内し、ご遺族が確認します |
| 3. 斎場・火葬場の予約 | 葬儀社が空き状況を確認し、調整します |
| 4. 葬儀・火葬 | 年内か年明けかは予約状況で決まります |
| 5. 喪中はがきの判断 | ご遺族が投函の可否を判断します |
| 6. 松の内明けの対応 | 間に合わない分はご遺族が寒中見舞いで対応します |
お正月の過ごし方と注意点
喪中の正月では、門松やしめ縄といった正月飾りを控え、おせち料理も華美なものは避けるのが一般的とされています。初詣についても、神社への参拝を控える考え方があります。
こうしたマナーは、地域や宗派によって考え方が異なります。松の内の期間ひとつをとっても、地域によって一月七日までとする場合と、一月十五日までとする場合があります。
菩提寺がある場合は、正月の過ごし方について寺院に考え方を確認しておくと判断しやすくなります。お布施の考え方も寺院ごとに異なるため、こちらも菩提寺に直接尋ねるのが確実です。葬儀用語集の菩提寺のページでも基本的な説明をしています。
年末年始は親族が集まる機会でもあります。喪中であることを事前に伝えておけば、お正月の挨拶の仕方や集まり方についても、親族間で戸惑いが少なくなります。
葬儀の形についても、直葬や一日葬を選ぶご遺族は年々増えています。年末年始という時期的な制約のなかで、どの形が合うかは斎場の空き状況とあわせて検討することになります。葬儀プランのページで、それぞれの内容を確認できます。


よくある質問
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