仏壇(ぶつだん)


仏壇(ぶつだん)とは、位牌や本尊を安置し日々の礼拝を行うための家庭用の設備です。斎場や式場そのものには仏壇は設置されておらず、通夜や葬儀とは別の場面で登場する言葉です。ご遺族が戸惑いやすいのは、式場にあるものと自宅に置く仏壇が混同されやすい点です。
斎場・式場で使うのは仏壇ではなく後飾り祭壇
通夜や葬儀の式場に用意されるのは、祭壇と呼ばれる設備であり仏壇ではありません。火葬後、遺骨や位牌を一時的に安置するために、葬儀社が自宅に設置するのが後飾り祭壇です。後飾り祭壇は簡易的な作りで、四十九日法要までの期間限定で使われます。
後飾り祭壇の設置や撤去は、多くの場合葬儀プランの中で葬儀社が対応します。既存の仏壇がある場合は、その前に後飾り祭壇を置いて併用する形が一般的です。仏壇がまだない場合は、後飾り祭壇が四十九日までの間、位牌や遺骨を安置する場所になります。
図:後飾り祭壇と仏壇のちがい
| 項目 | 後飾り祭壇 | 仏壇 |
| 設置場所 | 自宅(式場には設置しない) | 自宅 |
| 使う期間 | 四十九日法要までが目安 | 恒常的に使用 |
| 用意する人 | 葬儀社が設置 | ご遺族が仏壇店等で用意 |
| 費用の扱い | 葬儀プランに含まれる場合が多い | 別途購入費用がかかる |
仏壇を用意する時期と費用の目安
新しく仏壇を購入する場合、四十九日法要までに用意するご遺族が多い傾向にあります。ただし宗派や地域、菩提寺の考え方によって時期は異なるため、断定はできません。急いで用意する必要はなく、後飾り祭壇の期間中に検討する形でも問題ありません。
仏壇本体の費用は葬儀プランには含まれず、仏壇店へ別途お支払いいただく費用です。開眼供養を行う場合は、僧侶へのお布施も別途必要になります。桐生市や府中市など地域によって仏壇店の取り扱いや相場が異なるため、事前に確認しておくと安心です。
後飾り祭壇の設置期間や撤去のタイミングについては、家族葬など各プランに含まれる内容を事前に確認しておくと、葬儀後の準備をスムーズに進められます。
関連する用語
仏壇と合わせて理解しておきたい言葉に、後飾り、位牌、開眼供養、四十九日があります。いずれも葬儀当日というより、葬儀後の供養の流れに関わる用語です。詳しい意味は葬儀用語集で確認いただけます。
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