棺の大きさで火葬炉に入らないことがある


体格の大きかった方や、特注の棺を用意したいとお考えの方から「棺が火葬炉に入らないことはあるのか」というご質問をいただくことがあります。結論からいうと、棺のサイズによっては火葬炉に収まらない、あるいは炉の扉が閉まりきらないという事態が起こり得ます。火葬炉には内部寸法があり、どの斎場でも無制限に大きな棺を受け入れられるわけではありません。
棺のサイズが話題になる場面
棺のサイズが問題になるのは、主に体格の大きい方の場合や、副葬品を多く納めたい場合です。標準的な棺の内寸に収まらないと判断されたときは、大型棺やワイド棺と呼ばれるひとまわり大きな棺を用意することになります。
この判断は、納棺の際に葬儀社のスタッフが確認します。ご遺族が自己判断で棺のサイズを決めることはほとんどなく、実際に故人様のお体を目にした上で、葬儀社が適切なサイズを提案する流れです。
火葬炉の内部寸法と棺のサイズの関係
火葬炉には炉ごとに決まった内部寸法があります。標準サイズの棺であれば問題なく収まりますが、大型棺の場合は炉に入らない、または扉がきちんと閉まらないという事態が起こります。火葬炉の寸法は斎場ごとに異なり、大型棺に対応できる炉を備えている斎場と、そうでない斎場があります。
そのため、大型棺を使う可能性がある場合は、事前に斎場へ対応可否を確認する手続きが欠かせません。この確認は葬儀社が代行して行うのが一般的で、火葬の予約と合わせて棺のサイズを伝えます。
図:大型棺を使う可能性があるときの確認リスト
| 確認項目1 | 火葬予定の斎場が大型棺に対応した炉を備えているか |
| 確認項目2 | 対応可能な棺の最大寸法(幅・高さ) |
| 確認項目3 | 大型棺を予約する場合の事前申告の要否と期限 |
| 確認項目4 | 大型棺の利用にともなう追加費用の有無 |
| 確認項目5 | 対応できない場合、近隣で対応可能な斎場があるか |
関東エリアの公営斎場は施設によって設備が異なります。たとえば八王子市斎場や越谷市斎場、相模原市営斎場など、地域によって火葬炉の仕様はさまざまです。大型棺の対応可否は施設によって異なりますので、詳しくは各斎場のページと自治体の公式情報をご確認ください。
大型棺を用意するときの段取りと費用
大型棺が必要と分かった場合、葬儀社は棺の手配と並行して、斎場への事前連絡を行います。これは葬儀社にお任せいただく部分です。ご遺族が決めるのは、棺のデザインや素材といった選択にとどまります。
費用面では、大型棺は標準サイズの棺より高額になるのが一般的です。この差額は葬儀社にお支払いいただく費用に含まれます。一方、火葬炉の利用にともなう火葬料や斎場の使用料は自治体に直接お支払いいただくもので、これらは葬儀プランの料金には含まれません。
見積もりと請求にずれが生じる原因として多いのは、安置費用やドライアイスの追加分です。大型棺の差額も見積もりの内訳に含まれているか、事前に確認しておく必要があります。
当窓口の家族葬プランは327,800円から、一日葬プランは281,600円から、直葬・火葬式プランは96,800円から、いずれも税込でご案内しています。これらの料金には斎場の使用料や火葬料は含まれておらず、別途お支払いいただく形になります。
事前に伝えておきたいこと
大型棺が必要になりそうな場合は、打ち合わせの早い段階で葬儀社に伝えておくと、その後の手続きがスムーズです。棺の準備には一定の日数がかかることがあり、火葬の予約とも関わってくるためです。
菩提寺がある場合、大型棺であっても読経や式次第そのものが変わるわけではありません。ただし菩提寺への案内や式場の動線については、斎場ごとの控室の広さや搬入経路にも関わるため、あわせて確認しておくと安心です。
斎場ごとのルールは、持ち込みや利用時間、控室、駐車場などさまざまな点で異なります。大型棺を検討している場合は、こうした点も含めて斎場一覧のページから該当施設の情報を確認してください。
よくある質問
葬儀に関するご不安やご質問は、家族葬・斎場相談窓口までお気軽にご相談ください。
24時間365日、フリーダイヤル 0120-077-009 で承っております。

